【あなたは大丈夫?間違いだらけの定期試験対策 PART2】Vol.8

さて、いよいよ定期テストが目前に迫ってきました。もう始まっている学校もあるかもしれませんね。
アクシスでも、多くのお子さまが毎日自習室を利用してテスト対策に取り組んでいます。
そんな様子を見ていて、
「その勉強方法、モッタイナイ!」
と思うことを紹介しながら、高得点を狙うための学習方法についてお伝えしていきます。

※前回の記事から読みたい方はコチラから

【あなたは大丈夫?間違いだらけの定期試験対策 PART2】


④いつもよりも高い目標点を設定しよう!

まずは目標をどこに置くかが大切です。お子さまに目標点を聞くと、「前回よりも良い点」「80点くらい」などと曖昧な目標が返ってくることがあります。
『モッタイナイ!』 本当にそれでいいのでしょうか?

例えば、80点を目標にテスト勉強をすると、80点に届かないことが多いのも事実です。
定期テストは実際よりも高い点数を目指してください。
本来ならば、あくまで目標は100点です。
なぜなら定期テストには出題範囲が決まっているからです。
入試や模試との大きな違いの1つとも言えますね。
範囲がある以上、どうすれば満点を取れるかを考えて対策しましょう。

 

⑤インプット:アウトプット=黄金比は3:7

「覚えていたのに!」「たくさん勉強したのに!」テストで結果を出せていない人の多くは、暗記(インプット)に偏ったテスト勉強になっています。
『モッタイナイ!』 暗記できたかどうかの確認(アウトプット)を積極的に取り入れましょう。インプットとアウトプットの黄金比は、もちろん個人差はありますが、3:7と言われています。

アウトプットの方法は、問題を解くだけではありません。例えば以下のような方法があります。
・要点を簡潔にまとめる
・自分の言葉に置き換える
・図や絵にしてみる
・声に出して説明してみる
友人に教える、なんてのもいいでしょう。
誰かに「教える」ことで自分の中で整理できていないことに気づき、再びインプットすべきことが分かります。
自分にあったアウトプットの方法を積極的に取り組んでいきましょう。
当然ですが、インプット量もアウトプットも、どちらも量は多い方が良いに決まっています。
インプット⇔アウトプットを何度も繰り返すことで、「誰かに教えられるレベル」に達すれば、高得点も狙っていけるようになります。

そして大切なことは、テストが終わったら必ずフィードバックを行ってくださいね。
今回の勉強方法が自分に合っていたのか、効果があったのか、振り返ることが次の成長につながります。

 

さて、2回にわたり定期テストについてお話いたしました。
定期テストは範囲が決まっているので、比較的高得点が取りやすいテストと言えますが、入試はそうはいきません。
入試問題には出題範囲が公表されていないので、実力勝負となります。

次回は、その入試問題について少し触れていきたいと思います。

個別指導アクシス矢野校責任者 青木 浩司