【自習初心者のための4ステップ〈前編〉】Vol.4

受験のプロである個別指導アクシス様より、「自学自習」についてアドバイスをいただきました。
うちの子、分かっていてもなかなか・・・ 
悩まれている保護者の方に、お子様に対するアドバイスとしてお役立ていただきたい記事です。
是非、ご覧ください。

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さて、これまで志望校決定や中学受験についてなど、受験に対してのお話をしてまいりました。今回は受験勉強において最も重要な「自学自習」についてお話いたします。アクシスにも、、『勉強しなきゃいけないのはわかってるけど、「自学自習」をどうやればいいのか分からない!』という声を多くいただきます。そんな皆さまのために、自習初心者に向けての4つのポイントをお話します。

 

1. まずは「記憶力」!

勉強の習慣が無い人は、単語や公式、解法パターンを「覚える」ことから始めましょう。記憶力の向上、脳のシナプスを繋げていくことは、脳の筋トレのようなもの。今後の勉強全てに使えるコスパが良い訓練です。記憶とは栓の無い風呂桶のようなもので、抜けていくのが普通です。風呂桶いっぱいに記憶を貯めたいならば、抜ける以上の量を注いでいくしかない。それが毎日勉強に触れるべき理由です。どうやったら覚えることができるのか、どうして忘れてしまうのか、単語カード、赤字赤シート、ノートまとめ…様々な工夫をして、自分なりの記憶方法を身につけましょう!

2. 勉強を「当たり前の習慣」に!

「30分単語を勉強する」などの習慣を、「洗顔」「歯磨き」のように生活に組み込みましょう。意外とすぐに「当たり前」になりますよ。私の友人にある会社経営者がいます。大学で講師を依頼されることも多く、その分野で日本を代表する人物です。彼は「学生時代から現在まで、どんな時でも必ず朝2時間勉強していること」が成功の秘訣だと言っていました。彼は、広島訪問時のカプセルホテルでさえも、2時間の勉強をちゃんとやっていました。まさに「継続は力なり。」を体現しています。

さて、次回はさらに2つのポイントをご紹介いたします。

個別指導アクシス広校責任者 松岡 真史