【リスニング:英語が聞き取れるようになるには?】Vol.11

今回は「英語」の科目に触れていきたいと思います。その中でも特に受験対策が難しい「リスニング」に焦点を当ててみましょう。
高校受験、大学受験が近づいてくるにつれ、「リスニングができない」というお声を多く頂戴します。
ちまたには、シャドウイング、聞き流し、とにかく聞きまくる、などいろいろな方法があふれており、「じゃあ一体どれがいいんだ!」とお困りの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、独学から国際結婚に至るまでに習得した、「英語が聞き取れるようになるまでのステップ」をお伝えしたいと思います。

【その1:英語と日本語の音の違いを知る。】

いや、そんなんあたりまえじゃん!(笑)はい、そうなんです。
でも、みなさん、日本語の「母音」って5つしかないのに比べ、英語には、「約16の母音と、7つの母音+Rの音」があるのをご存じでしたでしょうか。そして、日本語の「子音」は13~16個に対して、英語には「24個の子音」があります。
日本人の多くが、リスニングに苦手意識を持つ傾向にあるのはそういった違いがあるのも、一つの原因かもしれませんね。

また、日本語には「音声変化」はほとんど見られません(ゼロではないです)が、英語では音声変化が多く発生します。よく言われる「リンキング」とか「リエゾン」というものです。
YouTube等で検索すると、英語の音を教えてくれるサイトがたくさんありますから、まずはそこでphonics (フォニックス)を練習し、音の違いを知っていきましょう。

【その2:実際に発音してみて、本物の音とリズムに近づける。】

外国語習得において、「自分が発音できないものは聞き取れない」と言われています。英語のリスニングの力をつけるのに、この2番が一番重要だといっても過言ではありません。
言語が違えば、音もリズムも違いますから、体に染みつけるまで練習しましょう。できれば、自分が好きな映画やセリフを抜粋して練習するのがオススメです!
学生の皆さんは学校からもらうCD付き/音声付きの長文の中からでも大丈夫です。音がどの様につながって、どんな音声変化が起こっているか、注意深く聞いてみてください。

 

今回は、リスニングができるようになるまでのステップのうち2つをご紹介しました。
次回は、残りの2つをご紹介します!お楽しみに!

個別指導アクシス呉駅前校責任者 木本/Drucker 舞衣子