広島新庄中学校　オオサンショウウオの夜間調査

オオサンショウウオは国の特別天然記念物とされる、日本固有の両生類です。
豊かな自然に囲まれた広島新庄中学校では安佐動物公園のオオサンショウウオ夜間調査に8年前より参加しています。
今回はこの夏に実施された調査に参加した生徒たちの活動をご紹介します。

7月26日（水）
中学探究（自然科学プログラム）：SDGｓ１４海の豊かさを守ろう１５陸の豊かさも守ろう
中３「オオサンショウウオの夜間調査」

志路原川の支流である松歳川での夜間調査に同行した、オオサンショウウオ研究グループ3名（中３）が、安佐動物園のオオサンショウウオチーム4名の方と一緒に川を下流から上流へ上っていきました。

調査ではオオサンショウウオ2頭も確認。
オオサンショウウオの調査では、新しい個体を発見するとマイクロチップを埋め込みます。
今回の2頭とも以前調査で捕獲されたもので、マイクロチップが埋めてあった個体でした。

1頭目は体長約40cm。2頭目は体長約77cmの大物でした。
2頭目は生徒が発見して捕獲したものです。

新庄中学校の生徒さんは、オオサンショウウオの体長や重さの測定する体験をさせてもらったそうです。
その際、特別にオオサンショウウオにも少し触らせてもらうことができました。

調査に参加した生徒さんたちは、この体験を今後の研究に生かす予定だそうです。
これからもオオサンショウウオの住む環境を守り、オオサンショウウオが増えてくれることを期待します。

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