【後悔しない志望校選びのはじめ方】vol.1

こちらをお読みいただいている皆さまの多くの方が、高校受験・中学受験を控えておられると思います。これから、数回にわたり、個別指導アクシスの受験のプロのスタッフたちが、広島の皆さまの受験や日々の勉強に役立つ、リアルな情報をご紹介していきます。
みなさまの充実した受験生活のお手伝いができれば幸いです。

さて、1回目のお話は、「志望校選び」についてです。中学受験、高校受験、大学受験において、「志望校選び」は最初の大きな選択です。しかし、まだ将来の目標がない、特に行きたい学校がない場合、「どの学校を選べばいいの?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?今回は、後悔しない志望校選びのためのポイントを3つご紹介いたします。

【後悔しない志望校選びのはじめ方】

① 保護者も関心を持ちましょう。 <子ども任せ、学校任せになっていませんか?>

広島県では、令和5年から広島県の高校入試は制度が一新しました。中学受験についても、年々学校の方針は多様化しています。子ども任せ、学校任せではなく、保護者が最低限の受験に関する知識や考え方を持っておく必要はあるでしょう。近年は学校がそれぞれの特色を持ってアドミッションポリシーを出しています。長く子どもを見てきた親だからこそわかる子どもの興味・適性にあった学校選びのアドバイスもできるかもしれません。

② お子さまの気持ちが一番大事!<偏差値だけで選ばないで!>

実際に、学校に毎日通うのはお子さまです。子どもが「通いたい!」と思う気持ちを優先して志望校を考えたいものです。ただ、受験は「失敗したくない」と思うからこそ、現在の学力で「行ける(可能性のある)学校」を志望校に決めてしまいがちです。しかし、受験までまだ時間があるのであれば、やはり今の学力よりも「行きたい気持ち」を優先しましょう。なぜなら、お子さまの頑張り次第で、成績は直前まで伸びる可能性があるからです。また、本当は行きたくない学校にたとえ合格しても、後悔してしまう可能性もあります。

③ 志望校は複数考えておきましょう!<受験は何が起こるかわからない!>

「絶対にこの学校に行くんだ!」という強い気持ちは、素敵なことです。
しかし、ここで大切なことは、志望校を一つに絞りすぎない、ということです。受験は何が起こるかわかりません。例えば、成績が思うように伸びず直前に志望校を変えることになるかもしれません。無理をして受験すると失敗してしまうことも考えられます。逆にもっと上の学校を目指す可能性もあります。オープンスクールなどを活用し、複数の志望校を検討するようにしましょう。

今回は志望校選びのはじめ方について、3つポイントをお話しいたしました。
ご紹介したポイントを参考にしていただき、大切なお子さまの充実した学生生活のためにも、親子で後悔しない志望校選びをはじめてみてはいかがでしょうか。

個別指導アクシス広島市本部 鎌田真弓